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テック系で個人的におもしろかった展示 in 東京デザイナーズウィーク2014

2014/11/02 ysdyt 1 Comment

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write 2014/11/2

ファッションやアート分野での”デザイン”はわからないけどテック系には興味がある人間が今年も東京デザイナーズウィークを見に行ってきたよ。
最大のお目当てであるスーパーロボット展とその辺りで個人的に面白かったものを紹介します。

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した動画 –

みんなスマホを片手に絵画に群がっていた人気のブース。スマホ越しに絵画を見ると画面上にARが表示されるというものらしい。 「こういうの最近は普通にあるよね」と思っていたら、どうやら絵画との物理的な「距離」によって表示されるARが次々と変わっていくという仕組みがプラスされているらしい。絵画に近づいたり離れたりするとヌルヌルとARが変化していくので見ていて確かに楽しい。この仕組みがどのように他の分野で活用されるのか自分にはちょっと想像できなかったが、参加者が移動して作品と能動的にインタラクトするという体験には好奇心が刺激される。こういった作品とインタラクトする系って流行ってるんですね。

ロンドンで行われたイベントでのvimeoもあったので貼っときます

amana×ARART
http://roomf.amana.jp/amanaarart/tentlondon2014/        

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した写真 –

個人的にすごく欲しい卓上植物工場みたいなやつ。LEDで室内で野菜などを育てるやつです。
話を聞いてみると、光強度の最適化や害虫の影響がない分、普通に外で土で育てるよりも生育が早いらしい。ちなみにこのLED式のものは、土ではなく栄養分を含んだスポンジのような物質に種を撒いて生育させるそうです。電気代・培養肥料などを含め1ヶ月のランニングコストは200円ほどだそう。一度に育てられる量を考えてもガチで安全な食用植物を育てるというよりはインテリア要素が高いかも。
こういうのすごく欲しいんですけど、それにしてもどの商品も高い印象。LEDが結構高いらしいですね。raspberry piとかで自作できないものか。あと水も手動であげないといけないみたいなのでそのへんも自動化したいですね。

家庭で楽しむLED水耕栽培・リビングファーム
http://www.living-farm.com/ 

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した動画 –

ロボット展入り口の受付嬢アンドロイドのASUNAちゃん。SNSでいろんな人が画像や動画をシェアしてたのでホントに見るの楽しみだった!確かに不気味の谷を超えているような自然さを感じたよ。 なんというか、ものすごい造形美。「自然な人間」に見えるように最高の技術で作った「完全人工物」という最高に矛盾したロボット。「本物の人間にしか見えないロボット」を作る技術とか感覚って、擬似的な物を本物以上に本物っぽく見せてしまう、例えば昔から枯山水とか一生懸命作っちゃう日本人にしか出来ないんじゃないかとめちゃロマンを感じたりするわけです。 インタラクションに関しては、こちらの質問に対して一応応答してくれるんですが、これは客をカメラ越しに確認して裏でナレーターの女性が頑張られているのでしょう。発音と口の動きがリンクしていないのはご愛嬌。静止してるとまだ無機質な感じがしてしまうけど、動いているとパッと見にはほとんどロボットだと識別できないかも。いやー、見れてよかった! ニコニコ学会や未来科学館でもいろいろロボットを見たけどトップクラスの本物っぽさでした。crazy Japan

アンドロイドASUNAアスナ 不気味の谷を超えたか? – NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140328166968199501  

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した写真 –

話題の「超かっこいい義手」、Handieも展示されていた!
Handieは少し前にすごく話題になっていろんな記事がネットに出ていたので、ケース展示ではあったけど本物を見えれてすごくテンション上がった!デザインも義手工学も微塵も知識がないのだけど、そんな素人から見てもとにかく綺麗でかっこいい。まさにデザインの粋という感じ。Handieの部品は3Dプリンタで出力できるのが前提で材料費2万円以下で作成が可能らしい。そういった開発哲学もかっこいい。義手のようなパーソナルカスタム製品の未来のベーシックになってほしい。

Handieが動いているところ

誰もが関われる次世代の義手を目指して——handiiiの開発と起業への道のり
https://fabcross.jp/interview/20140908_handiii_01.html

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した動画 –

こちらもHandieと同じように3Dプリンターで部品出力が前提となるカスタムメイドロボットの”PLEN”。2015年からキックスターターで一般公開とのこと。ハードの設計図やソフトウェアが公開され個人でカスタマイズできるロボットとなるそう。ロボットの一般普及や教育などに貢献しそう。スマホがコントローラーになって動きを指示できるようになっている。 動画をみてもらうとわかるけど、とにかくかわいい!フォルムも動きもが愛らしい。そこまで高性能な機構があるわけではなく、ヌルヌル動いたりもしないが、そういったところが「大人のお友達」の好奇心を掻き立てるわけで。公開されたら間違いなく買う!

PLEN Project Committee
https://www.facebook.com/PlenProjectComittee?fref=ts    

 

yuta yoshidaさん(@ysdyt)が投稿した動画 –

最後はアート寄り?な作品を少し。学生が展示していもので、なにやら壁一面にフィンのようなものが取り付けられていてひときわ異様な雰囲気を醸し出していたブース。

通常はこの2000個ほどの小さなフィンが、壁の裏に設置された160個のファンによって秋風に揺れるススキのように自然風を受けてランダムにゆらゆら漂っている。そこに人が近づくと人感センサーがオンになって海の中のイワシの群れが一斉に方向転換するように群体強調行動ぽい動きをする。なんだかゾワゾワする作品。生物専攻の人間としてはこういう生物っぽい動きをするアート作品がむやみに気になるわけです。アリのように、無数の同一っぽい個体がコミュニティーを作って相互作用して複雑に動く仕組みって、多分人間は本能的に好奇心や嫌悪感を抱くようにできてると思うのですよね。メディア専攻の学生がやる気のある有志だけで集まって作った作品らしいのですが、なんだか目の付け所が秀逸だなぁと感激しました。

城西国際大学 メディア学部 クロスメディアコース
http://www.jiu.ac.jp/crossmedia/topics/141027.html

 

以前に自分もニコニコ学会のクマムシブースをお手伝いしたときに一日中立ちっぱで、次々来るお客さんに愛想よく何度も同じ説明をする大変さがわかったので、これを1週間もされている展示の方々本当にお疲れ様です…という気持ちでいっぱい。何にせよ、こういう技術をもって世に広めようと活動されている方々には心から尊敬。楽しかった!

 

 

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