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孫泰蔵さんが神様みたいな人だった、あと学生起業の話とか

2013/03/26 ysdyt 0 Comments

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2013/03/22に
新旧学生起業家大集合!孫泰蔵がぶった切る!「僕達がスタートアップした理由〜nanapiけんすう&3人の現役大学生起業家とのアツい夜!〜」

というすごく東京っぽい(?)イベントに参加してきました。
MOVIDA JAPAN主催の学生向け起業イベントです。

スピーカーは

  • 株式会社nanapi 代表取締役 古川健介氏
  • 小出悠人(株式会社U-NOTE/上智大学3年)
  • 笠井レオ(株式会社Prosbee/明治学院大学2年)
  • 吉兼周優(Azit/慶応大学2年)
  • 孫泰蔵(MOVIDA JAPAN株式会社代表)

テーマは「学生起業」について。

「孫泰蔵がぶった切る!」どころか、孫さんは無名の学生一人一人に対しておざなりなところ一切無く、神様のような朗らかさですごく真摯に話を聞いていたのが印象的でした。けんすうさんはネットで見るよりイケメンで、物腰が柔らかそうな印象。かっちょいい。

個人的に面白かった話をレポートします。

 

優秀な友人と起業しろ!

けんすうさんの講演「学生起業のススメ」より。
最近では、シリコンバレーベンチャーキャピタルの出資先として、1人の超優秀なカリスマが経営する会社より、「大学時代の仲間数人と」というような会社の方に好んでお金出すところが増えてきたらしい。それは単に、そういう形態の方が成功する確率が高い傾向があるとのこと。真実はわからないが、まあそんなような気もするし、日本のITベンチャーでも「大学時代の友人と起業!」という話は良く耳にするようになってきた。

また、「大学」という場所は人材の宝庫で、かなり優秀な人でも暇を持て余してブラブラしている人が比較的多い。そこで、そういう友人を巻き込んで起業できればスゴくお得!起業間もないベンチャーが優秀な人を集めるのは非常に難しいが、学生のうちからなら簡単に優秀な人がゲットできたりするらしい。
事実として、30歳頃に一大奮起し起業しても、同年代の優秀な人は大企業で出世し家族がいたりするし、同じように起業の志を持っていた人はすでに起業してしまっていたりする。なので、スタートアップ時のメンバーを集めるのはすごく難しいらしい。たしかに…

「優秀な人材を集める」という観点からでも「学生起業」にはメリットがある。

どんな友人と起業すべきか?

会場からの「どんなスキルを持った友人を誘って起業するのがいいか?」という質問に対して、
けんすうさんは
「インターネットビジネス以外のビジネスでもやっていけそうと思える人と組む」と回答された。

「ベンチャーというものは、初めに計画したビジネスプランはほぼ失敗し、ピボットして別のプランをやることになる、なので、『プログラミングは超出来るけどそれ以外はできない』という人と組んだ場合、もしネットビジネスじゃないプランに変えた場合に一緒にやっていけなくなる。」
「ネットスキルなんて、本当に必要になればみんなで本を読んで勉強すればだいたいどうにかなる」
「起業は大変、でも気の合う仲間となら乗り越えられる」

つまり、「こいつとなら一緒に苦労できる」というくらい意気投合した人がパートナーとしてベスト、スキルはあんまり関係ない、ということ。
TeamLabの猪子さんも「学生のサークルノリから卒業したくなかったら起業した」とかインタビューで答えてたなぁ。
起業ってものすごくバイタリティ溢れる人がやるもんだと思われているけど、「この仲間と一緒に何かやりたい!!!」というモチベーションでやるのも全然アリだし、「シュウショクカツドウ」や「働く意味」に大きな疑問をもつ最近の若者には、すごく受け入れやすいアイデアだと思う。

 

他には、

  • 学生起業で失敗しても、失うのは会社登記に必要な20~30万円くらい。
  • 怒られたら、きちんと謝れば許してもられる。(30,40のおっさんが失敗するとそうもいかない、むしろイラッとするだけとかいう声も。笑)
  • 社会は何気に、若い経営者に優しい。
  • 「失敗」すらプラスに働くのが学生起業の特権。

と、「学生起業」の背中を後押しするお話をたくさんされていた。

そんな中でも、

 

みたいなスライドをちょこちょこ入れたりして、学生起業のデメリットの話も入れたり。
いや〜、けんすうさんのスライドおもしろかったなぁ。余談だが、調べてみるとスライドネタ用のネイバーまとめとかあったりして、これから参考にしようと思う。

未来の記憶が大事

けんすうさんの話の中でも一番印象的だったのが、

「 過去の経験よりも、未来の記憶が大事」

という言葉だった。

現在の自分は、過去の失敗やこれまでの成功体験に大きく影響されていると言われるが、本当に一番大きな影響力を持っているのは「未来の記憶(理想の自分像)」だということ。

「何年後の自分はこうありたい」

という強いイメージこそが今の自分のモチベーションや行動に一番大きく影響している。過去よりも未来に目を向けた方がいい。

「社長になる事が夢だった」という史上最年少東証一部上場社長 リブセンスの村上太一は、PCのデスクトップ画面に「夢リスト」をざーっと書いているらしい、あと、自分で「スピード!スピード!スピード!」という声を吹き込んだ目覚まし時計で毎日起きるらしい。(けんすうさんは”気持ち悪い”と言っていたw)
それでも、それだけ「未来の自分像」を意識して過ごしているからこそ、彼は最年少上場社長という結果を得るべくして得た。

 

 

(感想とか)

島根でも「起業」と名のつくセミナーはいろいろ参加したけど、関東では初めての参加だった。その後の学生同士の交流会等も、そこまで島根のそれとはかわらない印象だったが、なんとなく違和感を覚えた。違和感の内容は下のリンクが説明してくれているので割愛。

資本政策の話を気にしすぎる学生起業家(志望)は軽い失敗を経験した方がいいstartup-dating.com


あと、「学生起業」= ネットビジネス という前提なのもなんとなくううーんという感じ。資本もコネも無い学生が知識とアイデア一つで渡り合う武器としては間違いなくITなのだけど、最近こういう話を聞きすぎたせいか、アプリ系のネットビジネスにおもしろさを感じなくなってきている。。。それでも、「起業する」というのはすごいなーかっこいいなーと思う、間違いなく。収益化出来るほどのネットアプリって難しい…. 

それにしても関東。湘南台駅から1000円もかからない移動費で簡単に、こんな有名人にリアルで会えるとは…東京のメリットってこれにつきると思う。

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